So-net無料ブログ作成

名剣伝説 [ファンタジー世界考察]

 久しぶりになにか書いてみる。久しぶりなので脈絡も根拠もなく気ままに書いてみる。


 ソシャゲとかスマホゲームとか言い方は一定しないが、ともかく基本F2Pでできるスマホゲーム。

 私は嫌いである。

 しかしF2Pである以上手を付けやすいし、現状手を付けられる二次元的な萌えのあるファンタジーワールドのゲームはスマホゲームばかりである。なにせうちにはゲーム専用の機械(コンシューママシン)がなにもない。いや、DSがあったか。

 さて、ららマジというゲームがある。シナリオがそれなりに良質である。というかスマホゲームで「いいシナリオ」と思ったのは大人気のFate/GOとシノアリスとららマジくらいで他のゲームは特筆すべきなにものもないと思っている。
 閑話休題。ららマジの中の重要アイテムに「ノートゥング」というのがある。音叉の形状のマジックアイテムである。名前の由来は当然ながらリヒャルト・ヴァーグナの楽劇「ニーベルンクの指環」に出てくる英雄ジークフリートの剣である。ジークフリートのお話はあとに回そう。

 ところが困ったことがある。ららマジでは声優が「ノートゥング」のアクセントを「トゥ」に置くのだ。しかし「ノートゥング」のアクセントは「ノ」に置くのである。ヴァーグナの楽劇を散々(というほどかわからないが)聞いているので私の中でノートゥングといえば「ノ」にアクセントがある。だがららマジのストーリーを進めるとご丁寧なことにフルボイスなものだから散々「トゥ」にアクセントのある「ノートゥング」を聞かされる。私はそのたびに違和感を突きつけられるのである。面倒ったらない。
 これなどは無知な方が助かる好例である。日本人のほとんどはノートゥングの正確な発音など知らない。私にしたってヴァーグナの楽劇でノートゥングの発音など知らなければなんの違和感も持たずにららマジのストーリーを楽しめたことだろう。無知な方が幸せなのである。
 だいたい私にしてもノートゥングの発音こそ気にしているが「ジークフリート」の発音は気にしていないようなのである。ドイツ語なら「ジークフリート」の「ジ」にアクセントを置く。しかし今の日本のファンタジーにせよなんにせよ創作では「リ」にアクセントを置く。
 それに無知を問題にしていたらどこまでも限りがない。ヨーロッパ圏の人名の正確な発音など把握しようがない。まあ、ある程度の法則はあるが。つまり、ゲルマン圏は頭の方にアクセントを置くことが多いし、ラテン圏は尻にアクセントを置くことが多い。

 ちなみにジークフリートの剣には三つの名前がある。バルムンク、グラム、ノートゥングである。ノートゥングは多分ヴァーグナの創作である。ニーベルンクの指環は元の北欧あるいはゲルマン神話やニーベルンゲンの歌を大幅に継ぎ接ぎして創作されている。
 だから今では「権威」となったヴァーグナであるが、実のところ創作というレベルでは今のファンタジー作家と同じスタートラインであったともいえる。


 ジークフリートといえば最近ではFate/Apocryphaに登場して……まあ出番がないわけであるが。ジークフリートといえば伝説でも一線級の英雄でアーサー王なみに「英雄度」の高い英雄なのに残念なことである。
 それはどうでもいいのだが。Fateシリーズもすっかり様変わりしたように思える。特に、真名をホイホイ明かしている。何のためにセイバーだのアーチャーだの呼んでいたのかさっぱりわからなくなってしまった。元はといえば真名から弱点を知られないためであったのにもはやただのパワープレイである。
 たとえば、ジークフリートなら竜(ファフニール)の血を浴びたことで傷のつかない身体を手に入れた。いかなる攻撃も弾くとされる。しかし弱点として、竜の血を浴びたときに背中に葉っぱが一枚貼り付いていたため、そこだけは傷つくのである。だからハゲネはそれをブリュンヒルドから聞いて首尾よくジークフリートを暗殺した。
 しかしまあ最近のFateではそんなことお構いなく真名を垂れ流しているし宝具だの弱点だのもない力押しだしそもそもジークフリートにはなんの見せ場もなかった。
 本来であればどれだけ攻撃してもそれが通じないセイバーだが真名から弱点がわかりランサーかなにかに背中を貫かれて死ぬくらいのことはあってもよかったのである。

 Fateつながりでいうと、ジャンヌ・ダルクが聖女様として聖女聖女して登場してくるが、あれは「フランス民族」の政治的でナショナルな民族的英雄に過ぎないので高潔な聖女面されてもさっぱり腑に落ちない。世界史上の位置づけはせいぜいシャルル7世の小道具にすぎない。なによりフランスとかいう近代国民国家のイメージが強すぎる。カトリック教会でも列聖されたのは最近のことである。


 さて、ちょっと話をずらして。記事のタイトルは名剣伝説である。ので名剣つながりで「アロンダイト」の話を。
 今ではすっかりおなじみ……といえるのかわからないが、アーサー王の騎士筆頭であったランスロットの剣であるとされている。
 しかしどうもこれが新紀元社の誤情報あるいは捏造である可能性が高いらしい。不明確なことなので断言できない。

 新紀元社といえば日本のファンタジー界における一つの権威であり水先案内人である。日本のファンタジー界に「正確な知識」を移入したのは新紀元社の功績であったといっても過言ではない。ところが、新紀元社の本は学術的なものではない。一応「出典」にした書籍は載っているのだが、具体的にどの記事が何を根拠にしているのか細かく載っていない。
 で、アロンダイトは「新紀元社の本」以上に原典を辿れない、つまり英語の書籍だの伝承だのにその名前がないらしい。

 まあ、こんな「ソースがない」と放言しているブログに指摘されてもどうしようもないだろうが。あるいは新紀元社の功罪とでもいうべきものが存在するのかもしれない。


 それで最後にファントムオブキルの話をして記事を締めようと思ったのだがいささか疲れた。それにファントムオブキルの何を書こうとしていたのか忘れてしまった気もする。なんだっけ。
 とにかく何故か私はファントムオブキルを気に入っているのである。上に挙げたように特別シナリオ的に評価していない気がするのだが。
 なんだかファントムオブキルは伝承や神話の剣だの槍だのの擬人化だから刀剣乱舞に先行しているじゃないか、とか思った気もするけれど、取り上げたかった話題はそれではなかった気もする。

 というわけで曖昧なままこの記事を終えようと思う。忘れてしまったので。

 そういえば、この手のファンタジーというか二次創作的なファンタジーでジョワイユーズ出てこないなとか思ったのだった。ファントムオブキルにジョワイユーズは出てこないのだろうか。Fateシリーズもそのうちシャルルマーニュが出てきてジョワイユーズ振るったりするのだろうか。アストルフォは登場しているが、ローランすら出てこない。ローランの剣ってなんだっけ。デュランダールでいいんだっけ。ああ、曖昧だ。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。