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ファンタジー世界に淫する ユートピアへの道程 [ファンタジー世界考察]

 実のところ前も書いた内容に思えるのだが、自分のファンタジー世界への固執について書こうと思う。いや、あるいは繰り返し書いているようにも思う。

 休みをたくさん挟んではいるが、基本的にこのブログを更新すると精神的に満たされる。
 それはどうあってもファンタジー世界を愛しているからである。

 何故ファンタジー世界が好きになったのか、起源はいまいちわからない。小学校の頃にドラクエであるとかファイナルファンタジーを見て気に入ったは確かで、自作のファンタジー世界の地図を描くのが大好きだった。今ならRPGツクールで再現できるようなものだろう。ただ好きなのは地図だけであったように思える。ストーリーなどに思いを馳せなかった。どうやら当時の私の印象に残ったのは地図ばかりらしかった。地図、というよりも世界であろうか。世界地図である。
 そもそも私はストーリーより事物そのものを愛していた。保育園の頃から絵本より図鑑が好きだった。絵本もそこそこ読んだが、図鑑を愛していた。生物、天体、岩石など。敢えていうなら博物学に魅せられていた。大プリニウスのような博物学である。もちろん当時の私は大プリニウスのことなど知らなかったが。

 中学校の頃までに想像力の基盤が作られつつあったが、その時点までにゲームやアニメの世界がベースとなっていたように思える。そもそも白人の顔立ちなど知らないのである。ファンタジー世界に登場する人物の顔はアニメ的なもの、つまり二次元絵であった。繰り返すが白人の顔立ちなどは想像できるものではなかったのである。実のところ日本のファンタジーはこれが根深いようである。とある少女小説の作家や挿絵画家も似たようなことを述べていたと記憶している。だから日本のファンタジーは二次元絵、アニメやゲームやラノベと親和性が高いのだと思う。

 さて、私は人生の初期から精神が不安定であった。人格形成に失敗している。まあそれはどうでもよろしい。とにかく高校の頃は現実逃避しか考えていなかった。そこで用意されていたのがファンタジー世界であった。このことは以前も書いたが。
 だから現実から逃避するために堅固なファンタジー世界が欲しかった。

 この起源は自分ではっきりしているわけでもない。
 ただ今日はそこを措いておこう。

 私が欲しかったのは自分が逃避するための確実な世界であった。一つの亡命先である。現実がどれだけ空疎で餓えて渇いたものであっても、ファンタジー世界がそこに確実に存在するのなら私はそこに想像の翼を広げることができた。いや、実存の翼とでもいうべきだろうか。

 だから、私のファンタジー世界は確実に存在している必要があった。その世界として完結していることが必要だった。物語のために従属しているものではなかった。物語を基準として整合性を疎かにするわけにはいかなかった。いや、そもそも物語などない。私が欲しかったのはそれだけで自律して回る一つの、「もう一つの」世界であった。世界は完璧でなければならなかった。世界に瑕疵があってはならなかった。瑕疵があればそこから世界が綻んでしまう。私はその「もう一つの」世界に移住しなければならない。だから自分の住む世界が綻んでは困るのである。

 それで私はその世界の確実性を補強しなければならなかった。前も書いたように、ファンタジー世界の物理法則は魔術でも神の奇跡でも頼れば整合させることができる。ちなみに数学だけは魔術でも神の奇跡でも手出しはできないが。閑話休題。しかしファンタジー世界に住んでいるのが人間、あるいは人間と相互理解可能な社会的生命体である以上、彼ら同士の関係は容易に整合させられるものではない。ある程度介入可能であったとしても、そもそも人間のパーソナリティと異なる社会的存在と生きていきたいだろうか。つまり、社会の問題である。ファンタジー世界の社会を緻密に設計する必要があった。

 というわけで私はファンタジー世界のリアリティ、リアリズム、それも社会的側面に注目することになった。いや、リアリティリアリズム気違いとなった。


 と、一応まとまった気がするので今日はここまでにしておく。まとまりきっていない気もするが。
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コメント 4

小五郎

枸櫞さんの成り立ちを垣間見た気がしました。
とりあえず・・・色々お疲れ様です(?)
ちなみに・・・自分も百合が好きです(記事に関係ない唐突なカミングアウト)
by 小五郎 (2017-08-20 00:47) 

枸櫞

そうですね…色々と面倒な成り立ちでした。
どうもありがとうございます。
百合については今日アメブロの方に記事を書きました。
いずれまた語る機会があるかもしれません。
by 枸櫞 (2017-08-20 21:56) 

小五郎

もう1つブログをやっていたのですね。
お疲れ様です。
by 小五郎 (2017-08-20 23:04) 

枸櫞

ここのブログを今ではほぼファンタジー専用にしたのでもう一つ作ったのです。
どうもです。
by 枸櫞 (2017-08-21 22:22) 

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