So-net無料ブログ作成
検索選択

ファンタジー世界の飲み物 その2 [ファンタジー世界考察]

 昨日の続き。ちょっとマイナーな飲み物を掘り下げてみる。


クワス
 スラヴ圏の飲み物。アルコール度数は低い。1-2.5度程度。起源は古代オリエントらしい。エールに似ている。ライ麦と麦芽を発酵させて作る。冷製スープの材料などにもする。

メドヴーハ
 スラヴのアルコール。蜂蜜酒っぽいものらしい。庶民の飲み物。

ボザ
 バルカン半島で飲まれる、麦芽発酵飲料。アルコール度数1度前後。巨乳になるらしい。

ペリー、ポワレ、ピアサイダー
 梨酒。梨で作ったシードル。

蒸留酒の材料と名称
 林檎→アップルブランデー、カルヴァドス
 葡萄→ブランデー、アルマニャック、コニャック
 李→スリヴォヴィッツ
 桜→キルシュヴァッサー
 ポマース(葡萄の絞り滓)→チャチャ、グラッパ
 大麦→アイリッシュウィスキー、スコッチウィスキー
 玉蜀黍→バーボンウィスキー
 ライ麦→ライウィスキー、コルン
 その他麦や雑穀→ウオツカ

オルチャータ
 スペインの麦芽飲料。ただし今ではキハマスゲ(チュファ)の地下茎を絞って作る。牛乳みたいでミルキー。砂糖などを加える。

セット
 エッグノッグ。現代のものは牛乳と卵と砂糖、香辛料、場合によってはブランデーやシェリーなどアルコールを加える。

乳の価値
 乳はすぐ傷むので都市部にあっては高級品であった。都市の庶民は牛乳やら卵やら見たこともない、くらいのものだったらしい。

ジンジャービア
 生姜と糖分を発酵させて作る。ジンジャーエールを甘辛く濃くしたような味わいらしい。デザートドリンク的な扱いであったらしい。
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:グルメ・料理

ファンタジー世界の飲み物 [ファンタジー世界考察]

 中世ヨーロッパを基準にファンタジー世界の飲み物を夢想してみる。



 ヨーロッパの水は硬水であり、ミネラルが多く、飲用に適さなかった。つまりまずくて腹を壊しやすい。なので中世ヨーロッパでは水は飲用にはほとんどされなかった。料理には利用された。例えば肉を煮るのには硬度の高い水のほうが肉を柔らかくし、またパスタなどもアルデンテにするには硬水のミネラルが必要である。日本でパスタを茹でるのに塩を加えるのは日本の水が軟水でミネラルがないからである。
 であるから子供もアルコール度数の低いエールを飲んだ。今の日本でいう小学生くらいでもエールである。中学生くらいであれば普通に酒を飲む。だから冒険者で「子供」と呼べる年齢であってもエールを飲むのが普通であり、「お前は子供だから」などというシーンにはならない。

エール、ビール
 中世ヨーロッパ風ファンタジーで一般的とされる飲み物。
 上記の通り水は飲まれなかったので、エールが普通の飲み物である。貧乏な冒険者でもエールを飲むのが基本であり、水などを飲んでいたらよほど惨めなのではないかと憐れまれかねない。また、下戸という概念、というより正確には遺伝的形質、というのは黄色人種特有のものである。かといってまったく酔わなかったというわけでもなく、ルター師などはビールを飲んで気分が良くなるなどというようなことを述べている。
 エールとビールの違いは、現代では、短期に簡単に混ぜて作れるような上面発酵のものがエールで、手間のかかる下面発酵のもの(ラガー)がビールであるが、15世紀などではホップを用いたのがビールで、その他のハーブを使ったのがエールである。エールに使うハーブを配合したものをグルートといい、この配合は封建社会にあっては領主の秘密であるらしかった。その秘密主義のため当時のグルートの製法は伝わっていない。
 ホップやハーブの生産は修道院が主要なものであった。
 パンと一緒に飲むのが定番であるらしかった。ゲルマン圏ではワインやシードルは貴族が独占していたために庶民はエールばかり飲んでいた。もちろん貴族もエールは飲んでいた。貴族の飲むエールであれ庶民のものであれまずかったらしい。
 あと冷たいビールを飲んで喜ぶのは日本的な発想であり、ヨーロッパにはそんなにあるものではない。ヨーロッパではビールがぬるいとか普通にあるらしい。

ワイン(葡萄酒)
 北欧では貴族が飲むものであったが、南欧であれば庶民も飲んだのかもしれない。
 古代ローマのワインは熟成の技術が未熟なので、甘さが残り、なおかつアルコール度数が低かったので、水で割って飲むのが基本であったそうだが、中世ヨーロッパになるとその技術も発達したらしい。
 ヴィンテージワインというものがあるが、保存技術の未発達な中世ヨーロッパにあってはあまりあるものではなかろう。容器も壜よりは樽が基本であっただろう。中世ヨーロッパで高級なワインといえばギリシアのマルヴァジアのものであったらしく、イタリア商人の主要交易品であったそうだ。
 北欧では貴族が飲んでいてもまずかったらしい。
 今でもあるが、ハーブなどを効かせて飲んだりもする。

酒精強化ワイン
 シェリー、ポートワイン、マデイラワイン、マラガワインなど。醸造の過程で蒸留酒(ブランデー)を加えたもの。南欧ではワインが傷みやすかったのでアルコールを添加したもの。

ミード(蜂蜜酒)
 人類がはじめて接したアルコール飲料とされている。蜂蜜に水を混ぜて発酵させればできる。お手軽。甘ったるそうだが、アルコール分解されているので甘みとしては日本の梅酒程度らしい。
 なんとなく寒い地方の人が飲んでいる気がする。

シードル、サイダー(林檎酒)
 林檎酒。今でも普通に飲まれている。甘そうに感じるが大して甘くはない。ワインと同程度。どちらかというと貴族が飲むもので、どちらかというとカジュアルであったらしい。

アクア・ウィテ、オー・ド・ヴィ、ウィスキー、ブランデー、ウオツカ(蒸留酒)
 中世ヨーロッパの修道院で生まれた。だから中世ヨーロッパ風ファンタジー世界にあっても問題ないだろう。
 冒険者は一壜携帯しておきたい。気付け薬になるし、寒いときには暖をとれるし、殺菌にも使える。
 さすがに強いのでほいほい飲むわけにはいかないが、冒険者は上記の理由から親しんでいるだろうから、冒険の打ち上げの飲み会などはアクア・ウィテの出番だろう。

コカレロ
 コカの葉を赤ワインに浸したもの。キモチイイらしい。某CardWirthではコカの葉などというアイテムが出てくるので飲まれているのかもしれない。

その他の醸造酒
 オルチャータ、クワス、メドヴーハなんてものがある。オルチャータは南欧の大麦汁、クワスはスラヴ圏の弱いエール、メドヴーハは東欧北欧の蜂蜜酒っぽいものである。

カクテル
 カクテルというのは禁酒法時代の合衆国でできたとされる。酒を隠すためにジュースで割ってごまかしたとか。なので中世ヨーロッパにカクテルなどは存在しない。別にあってもいいだろうが。

ジャグ
 瓶、といった意味。どぶろくとかそんなニュアンス。麦を発酵させただけの酒。ジャグワインといえば適当なその辺のワイン。よくいえばハウスワイン。

ジュース
 果実の汁。傷みやすいのでそんな頻繁に飲まれるものではなかっただろう。子供はエールを飲む。


 牛や山羊の乳。人類は様々な家畜の乳を飲んできたのであるが、主なものは牛、それと貧しい土地でも育つ感じの山羊である。ただ、何故か東アジアの日本と支那では乳を飲む習慣がまったく根付かなかった。今では別だが。
 傷みやすいので「地産地消」されるしかないだろうが。

紅茶(茶)
 チャノキの葉っぱをどうにかした液体。4世紀、支那で飲まれはじめた。当初は磚茶といって今でイメージするならプーアル茶みたいなものであった。その後抹茶が登場したが、蒙古が進攻して元ができた時に抹茶の文化は支那から失われた。日本には伝わっていたので残っている。その後でてきたのが煎茶である。
 別にチャノキがあればいいのだから中世ヨーロッパ風ファンタジー世界にあってもいいが、しかし中世ヨーロッパ風であるのだから紅茶が妥当だろう。
 どうでもいいが、日本の小説でも漫画でもなんでも創作物で、紅茶というのはやたらまずそうにしか描写されない。コーヒーを美味しそうに描写することは多いのに何故創作物の紅茶はかくもまずそうなのか。謎である。

コーヒー
 紅茶と並ぶ嗜好品。飲まれるようになったのは少なくとも千年紀を回った後かららしい。原産地はエチオピアの辺りである。元々ムスリムの飲み物だったが、ヨーロッパに伝わった。

ココア、ショコラ
 中米の強壮飲料。アステカの王者の飲み物。イメージ的にはどちらかというとあかひげ薬局で売っている強壮ドリンク的なものである。
 もちろんヨーロッパに伝わったのはルネサンス以降であるが。コカの葉があるのならココアもあっていいだろう。


 他にも汁はあるかもしれないが、なんかもう今日はこんなところで。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

ファンタジー世界の冒険者の一日 [ファンタジー世界考察]

 標準的なファンタジー世界の冒険者の一日を考えてみる。

 起床時間がやたら早く、一日の終りがも早いが、当時安価な燃料や電気があったわけではなく、夜は日が没したら寝るというのあるし、それに欧州は緯度が高いので夏などは日が昇るのが早く日が没するのが遅い。


0200 朝課
まだ寝ているだろうが、聖職者の冒険者はひと足早く起きて礼拝・祈祷をするかもしれない。

0300 賛課
起床時間。基本的にはこの時間に起きる。夏なら空も白んでくることだろう。
ちなみに中世ヨーロッパでは裸で寝るのが普通だった。
短い祈祷を捧げる。聖職者でなくても、特別信仰心が篤いという設定ではなくても、よほど不信心でなければ迷信深い中世の住人なら簡単な祈祷をするだろう。

恐らく起きてからは、身体的修練などをするのだろう。軽く汗を流す朝練。

0600 一時課
朝食。遅くてもこの時間には起きるだろう。
ミサのある日ならミサがはじまる。朝市が開かれる。

朝食は、安い食事ならオートミールのポリッジ(燕麦の粥)。オートミールを湯で茹でて塩を加えた程度だろうか。書いているだけでまずそうである。
少し高い食事なら、黒パン。それをエールやワインで胃に押し込む感じである。朝から酒と思うかもしれないが、ヨーロッパは水がまずく飲用に適さず、また白人は酒に強いという面もあるのだろう、日本での感覚とは異なる。アルコールも薄いものであったのだろう。まあ、飲めればいいというようなまずい代物だったのだろうが。
朝食におかずなどなかったらしい。

朝食後には買い物などして冒険用品を補充したりするかもしれない。
仕事もはじまることだろう。
非番なら訓練だろうか。

0900 三時課
仕事の時間である。

1200 六時課
昼食の時間である。

唯一温かいものが出てくる食卓であることが多い。今でもヨーロッパでは温かいものは昼くらいで、朝と夜は冷たい食事であることが多い。
貧乏な冒険者ならやはりポリッジだろう。じゃがいもがある世界なら、じゃがいもの茹でたものが出るかもしれない。それに豆のスープ。ちょっといいものなら肉片やつくねなど入っているかもしれない。
多少お金があるならば、料理の幅は広がる。シチューや、つくねのスープ、餃子(ラビオリ)、パイ、ターンオーバー、肉のローストしたもの、プディング、ヴルスト(ソーセージ)、テリーヌ、揚げ物など。パンは堅く、ワインもエールもまずい。
ワインとかエールとかがまずいというのは階層の上下を問わずそうであったらしく、イングランド王宮のワインすらやたらまずかったらしい。

昼食の時間は長く、ゆったりととられていたらしい。余裕のある人々は。

1500 九時課
経済的余裕にもよるのであろうが、午後はあまり働く時間ではなかった。
いわゆるシエスタというやつである。

非番の冒険者ならゲームを楽しんだことだろう。また、音楽を聞いたり演奏したりもした。
ゲームは、チェスや、バックギャモン、ボーリングなど色々あった。カードもあっていいだろう。どれも金を賭けるのが当然であったらしい。
飲み物も、ワインやエールにハーブなどを効かせたものや、シードルやらジンジャービアやら出たようである。
金があれば風呂にでも行くのかもしれない。

1800 晩課
仕事の終わり。夕食。

夕食も簡素なものであった。パン、そしておそらくは昼の残りの冷たいスープやポリッジ、そしてチーズかソーセージ。その程度である。酒も宴会でもなければ口を潤す程度だっただろう。

この時間はもう完全に休息の時間だろう。

2100 終課
就寝時間である。


 とまあ、こんな感じだろうか。想像の世界だが。
nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:学問

ファンタジー世界の宮廷とか貨幣 [ファンタジー世界考察]

 この前「白鳥給仕長」という単語を出したら早速「中世 白鳥給仕長」でググられてしまったようである。どれだけマニアックなブログなんだということだが残念ながら先日の記事では名前を出しただけだった。ので補足しておく。

 というかこのブログは色々面倒くさそうなのでコメント欄を消していたのだが、試験的につけてみた。質問とか来るのだろうか。苦情はいらないけど。


 というわけで白鳥給仕長の補足。

 白鳥給仕長の職は今でも存在する。もちろん連合王国にである。ブリテンのそれは"Keeper of Queen's swans"である。当然ながら王が即位すれば"King's"になるのだろう。

 これは、中世の当時高級な肉であった白鳥、コブハクチョウの肉をイングランド王の食卓に供するために、白鳥の給餌を担当する職であった。別に白鳥を池に浮かべて優雅な気分に浸るわけではない。食用にするために白鳥を餌付けしていたのである。
 まあ、実のところイングランド以外の宮廷に白鳥給餌長がいるのかどうかは知らない。
 それと今でも英国王室で白鳥が食卓に上っているのかどうかは怪しかろう。

 これをファンタジー世界に出した……ところでまあ一般的なジャップの文化にそぐあわないだろうしファンタジー世界の構築にあたってろくに役に立たない。
 そしてこのサイトは別に中世ヨーロッパについて学術的なことを述べているわけでもない。

 あと、同じ文章で「給仕長 cupbearer」というのを挙げたが、これは訳としては「献酌係」と約すべきであった。

 そもそもこれらの知識は”Crusader Kings”というゲーム経由の知識である。現行の日本語wikiには”cupbearer”を「給仕長」などと訳しているがちゃんと調べたら「献酌係」の方がよさそうである。
 だいたいその辺のゲームのwikiの訳語も信頼に値するとは限らない。”Master of the Horse”の訳が「騎兵長官」というのはどうにもいただけない。いかにも格好良さそうだが、近代的すぎるし中世ヨーロッパはそんな世界でもないし長官などという言葉も大仰である。

 ゲームは全然別になるが”Empire : total war”というゲームの有志役も近代的な軍隊を念頭に置きすぎた誤訳があった。
 「徒歩砲兵」は「徒歩砲兵」であって「歩兵砲」ではない。「徒歩砲兵」というのは「騎馬砲兵」に対しての「徒歩砲兵」であって「歩兵砲」ではない。つまり騎馬砲兵というのは騎兵に随伴する砲兵ではなく、同じように徒歩砲兵というのは歩兵に随伴するという限定的な意味ではない。
 騎馬砲兵は砲兵が騎馬に乗っていたから騎馬砲兵なのである。だから徒歩砲兵というのは砲兵が徒歩で移動するから徒歩砲兵なのである。


 よくある検索ワードの一つが硬貨の話で、私もさんざん蒸し返している。

 一般的な銀貨が一枚100円なのは概ね通説ではあるようである。
 しかしまあ中世ヨーロッパの物価などをちゃんと調べたわけでもない。そのうちちゃんとまとめたいとは思うが。

 だいたい中世ヨーロッパにかぎらずポンドの通貨の数え方が面倒極まりないので計算が面倒くさい。

 1ポンドは20シリングであった。1シリングは12ペンスである。
 この時点でもううんざりである。
 そして……と、フローリンやらグルデンやら銀マルクやらリーブルやらと換算レートでも書こうと思ったが頭が痛くなってくるのでやめた。

 1銀貨単位(と仮に呼称する)というのは、聖書にも出てくる古代ローマの「デナリウス」に端を発する。これがだいたい100円ということになっている。
 だいたい、古代ローマでも時期によってデナリウスの価値は変わってくる。
 帝政初期のローマのレギオンの年収は225デナリウスであったが、セプティミウス・セウェルス帝の時代(195年)には400デナリウス、カラカラ帝の時代(215年)には600デナリウスとなっている。
 インフレが進んだディオクレティアヌス帝の時代(300年前後)ではワイン0.54リットルが8デナリウス、高級な靴が102デナリウスとある。インフレの影響はあるが、なんとなく物価と銀貨の価値がわかってくるように思える。

 デナリウスは上記のイングランドの貨幣でいうとペニーに相当する。フランスではドゥニエ、イタリアならデナロ、ドイツならプフェニヒ。
 12デナリウスが1ソリドゥス。これは金貨である。これがシリング(英独)、スー(仏)、ソル(仏)、ソルド(伊)。
 20ソリドゥスが1リーブラ。ポンド(英)、リーヴル(仏)、リラ(伊)、プフント(独)。

 これが基準になる……のだがこの時点で20進法と12進法が混ざっていて面倒くさい。

 なおデナリウスの下にはアスと呼ばれる銅貨があった。補助通貨で、10アスが1デナリウスであった。

 ただし中世になると他にも通貨はあるわけである。例えば1000ポンドは667マルクになる。ただこれもマルクというのは通貨というより「銀の重さの単位」であった。
 正確にいうならポンドもリーブラも通貨ではなく単位である。

 ここから先は塩野七生がソースである。

 ヴェネツィアの通貨は「ドュカート」であった。
 当初ヴェネツィアの「ドュカート」は銀貨であった。「大銀貨(グロッソ・ディ・アルジェント)」と呼ばれ、かの第四次十字軍の戦費を賄うために鋳造された。直径22ミリ、重さ2.18グラム。純度0.968。ほぼ純銀である。「リラ」は通貨の単位ではなく、「1リラ・ディ・グロッソ」といえば「240枚の大銀貨」を示したようである。
 これらは国家間の取引や商取引に使われたもので、市民が使うのは「ピッコロ」と呼ばれる小銀貨であった。直径14ミリ、重さ0.362グラム。純度0.25である。「1リラ・ディ・ピッコロ」といえば「240枚の小銀貨」を示す。
 こちらの「ピッコロ」がファンタジー世界で流通している銀貨にあたるようである。

 1284年、ラテン帝国が斜陽になるとそれ(ラテン帝国のソリドゥス金貨)に見切りをつけるかのように「ドュカート」を鋳造する。重さ3.56グラム、純度0.997。24金である。同時代のフィオリーノ金貨は18金であった。
 1ドュカートが24大銀貨であった。

 1グロッソは4ソリドゥスであり、48デナリウスになる。

 どうも、ピッコロの方の情報がでてこない。デナリウスとほぼ同じ価値だとは思うのだが。ネットを探していくとイタリア語のページとかばかり出てくる。

 というわけで今日はもうおしまい。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

ファンタジー世界の階級と組織 [ファンタジー世界考察]

 「ファンタジー世界 騎士」とかでググるとファンタジー世界の騎士の階級みたいな内容の質問がどこかヤフーのなにかに挙がっているのを見た。
 まあそんなものはないだろうが。
 質問者は大尉とか中佐とかそういうのを想像しているのであろうが。軍の階級は、原型といえるものは16世紀にできていたのではあるが、それでも現在の軍階級を想像すると大きく違うだろう。

 では中世はどうであったか。
 元々は「伯爵」とかそういうのが階級といえば階級に当たるのかもしれないが、これらは以前から書いているとおりで、土地の支配者としての格を示したものである。だから以前取り上げた「太守」なるものが概ね「伯爵」とかにあたったりする。だからファンタジー世界で「太守」なるものを出したくなったら「伯爵」にしておけばいいかもしれない。
 これら爵号というのは階級ではないから単純に偉くなったから単純に上昇するとかいうわけでもない。

 ただ「キャプテン」などは「大尉」になる前から使われていた言葉である。階級というよりは、16世紀には「役割」として存在していた。
 16世紀の軍隊組織とはこのようなものになる。

大将 General 総指揮官
中将 Lieutenant-General 副指揮官
少将 Sergeant-Magor-General 戦闘隊形を配置する責任者
大佐 Colonel 連隊指揮官
中佐 Lieutenant-Colonel 大佐の代行
少佐 Sergeant-Magor 連隊の戦闘隊形を配置する責任者
大尉 Captain 傭兵の募集担当、中隊長
中尉 Lieutenant 中隊副指揮官
少尉 Second-Lieutenant 旗手
軍曹 Sergeant 兵站の管理
伍長 Corporal 小部隊の指揮
兵士 Private 兵隊

 軍隊の基本集団は「連隊」である。軍隊で一つの独立した存在として存在するのが伝統的に「連隊」である。その下に中隊、小隊とあるが、それらは独立した存在として存在できるわけではない。
 だから陸軍において「連隊」は特別であり、「連隊旗」もまた特別なのである。
 トータルウォーシリーズで一つの「部隊」として存在するのが「連隊」と思えばよろしかろう。
 日本では「軍師」なるものが有名ではあるが、これは観念的産物であり、古代支那でも日本でも役職として存在したわけではない。欧州ではそもそも「軍師」という概念が怪しかろう。当然ながら「参謀」もまた存在しなかった。「参謀」が発明されたのはナポレオン戦争時のプロイセン軍においてであった。

 では文官はどうだったであろうか。こちらは中世ヨーロッパの話である。

 宮廷では「主君 liege(王であるかもしれないし公や伯、皇帝であるかもしれない)」の下に封建契約で結ばれた「家臣 vassal」たちが「評議会 council」を開き、主君は彼らの補佐を受け国を統治していた。家臣たちには主君を補佐する義務があり、統治に関与する権利があった。
 恐らく語源的に、法に基づいて家臣たちを差配したのが「大臣 chancellor」である。それに対して家計を司ったのは「家令 steward」あるいは「家宰 seneschal」である。家宰の方が偉く「家老」といった感じにはなる。国政をむしろ全体的に司ったのは「摂政 regent」になる。
 家令は各城に、それぞれの城主に存在した。そしてそれぞれの城の家計を預かった。あくまでも中世ヨーロッパの政治の中心は「城」である。城ごとにstewardがいたりchancellorがいたりした。それが王(liege)の城であれば国政を司った。
 他にも城の「大広間 chamber」を管理していた「侍従 chamberlain」、城のボトルのある倉庫を管理していた「執事 battler」、「白鳥給餌長 Keeper of the swan」「厩舎長 Master of the Horse」「狩猟長 Master of the Hunt」「給仕長 cupbearer」などといったものがあったようであるが、これらが厳密に存在したわけでもないだろう。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

CardWirthお気に入りシナリオリスト暫定 その1 [CardWirthプレイ案内]

 このブログのタイトル「悪ということは特別に人間的な現象である」というのは誰かの言葉なのだが、誰の言葉だったか忘れてしまった。検索してもこのブログしか引っかからない。ただテキストデータにメモが残っていた。エーリッヒ・フロムの言葉らしい。

 今日はCardWirthのお気に入りシナリオでも挙げてみたい。お勧めシナリオなど挙げるにはおこがましいのでお気に入りである。とはいえ未だに未プレイシナリオも多い。今回は低レベル帯を中心に紹介する。これでもまだ未プレイシナリオはあるのだからここで挙げていないからといってもまだ面白いシナリオはあるだろう。



お気に入り度☆☆☆☆☆

賢者の選択 - groupAsk
アモーレ・モーテ――或いは<存在/非存在>についての言及 - Fuckin'"S"2002
劇団カンタペルメ - 柚子
葬儀屋シェリィと不思議の館 - 昇進
雨宿りの夜 - 98
B.U.Gallery - ヒロタ
盲目の道筋 - takazo
愛人 - イーグル
盗賊物語 - 里見和貴
塩の降る村 - MNS
ザベリヤ村の攻防戦 - Asa
みえないともだち - Fuckin'"S"2002
深き淵から - cobalt
老兵の歌 - keim
夢は南海を駆ける - 発狂道化師
空白の時間 - 机庭球

お気に入り度☆☆☆☆

スティープルチェイサー - バルドラ
フローラの黒い森 - ann
雪の日の森 - ハーバー
優位なもの - 22エンケー
ゴブリンの洞窟 - groupAsk
交易都市リューン - groupAsk
教会の妖姫 - groupAsk
家宝の鎧 - groupAsk
月光に踊る長靴 - あきら つかさ
夏風邪は馬鹿が引く - 月香るな
美女が野獣 - Dr.タカミネ
老魔術師のお戯れ - 丸平お園
CASE:B - EIJYU
復興都市プロトキン - ユメピリカ
アケロンの渡し - Niwatorry
熊が来た! - 竹庵
掌破の洞窟 - うた
第四の道行き - 平江 明
記憶は洞窟の中に - 篠森らるあ
愚者の楽園 - Dr.タカミネ
惨劇の記憶 - きしりとおる
屍の恋人 - うた

お気に入り度☆☆☆

碧海の都アレトゥーザ - Mart
Sad in Satin - Pabit
ヒバリ村の救出劇 - 伊礼
汝は人狼なりや? - ユメピリカ
春呼草 - 蒼馬
聖なる樹 - Dr.タカミネ
第一歩 - 圭
薬仕入れの依頼 - マット
Killer Queen - 七四.三
森の追跡者達 - Asa
フロンティア - レシェ
鉛色の七つ扉 - suikame
傾斜45度の戦い - きしりとおる
早馬は命を繋ぐ - suikame
Guillotine - 小柴
害妖退治 - 半人
熊と蜂蜜 - あめいぬ

お気に入り度☆☆

大猿岩 - MNS
天国に届く手紙 - 夜月
無声劇 - 平江 明
こえがでなくなった、はなし - 春秋村道の駅
酔眼の夢 - 新矢晋
川の乙女(仮) - SHIMO
汚水流れる楽園 - wiz
緋衣の盗賊 - ゆう
オヤジの宝の地図 - 春秋村道の駅
届け物の配達依頼 - ハーバー
物は試しに、 - くろ わっ
妖魔の巣穴 - 主計
15年と7日 - バルドラ
そこにいる - itsuka
峠路の無法者 - 主計
白弓の射手 - Pabit
βボックス - バルドラ

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

CardWirthキャラメイクと「アスカロン教会跡」 [CardWirthプレイ案内]

 枕として違う話から入るが。

 ファンタジー世界の識字率についてあれくらい20%行かないとか10%前後だとか書いたが、別に手元に中世ヨーロッパ世界についての正確な数字があるわけではない。
 19世紀末のロシア帝国の識字率を引き合いに出したが、ロシアはヨーロッパでも後進国であるし、ロシアの史劇オペラとかでもそんな描写があるので、貴族でも文盲がいるとかそういう印象があったりする。
 で、「ファンタジー世界 識字率」でググるとこのサイトが無駄にトップに来る。そこで他のサイトもちょっと見てみるが、塩野七生あたりの言として古代ローマとか中世末期フィレンツェの識字率が60%という信頼できる数字があるらしい。
 ずいぶん高いが、もっとも、フィレンツェは文化先進国であったから他の国とは差異がある。
 しかしよく考えてみたら中世ヴェネツィアでは複式簿記が発明されたのだから、都市部の識字率はまだ高かろう。
 それに冒険者の出自に貴族や貴族家臣が多いという私の持論からすれば、冒険者に限れば識字率は多少高いだろう。
 でもまあ全体でいえば10-20%が妥当なところだろう。


 さて。本題。

 CardWirthで新しいパーティを作ってみた。

2016-11-10_20h03_30.png

 なんか今までのパーティとそれほど大差がないようなあるような……

WS00001273.JPG

 こちらが現パーティ。
 どうしても全員女の子で百合パーティしようと思っても中の人の発想が同じだからそれほど大きく代わり映えはしない。

2016-11-10_20h04_01.png

 新パーティのリーダーセシル嬢。今までのリーダーエリーザベト嬢を大人にしただけのような気もするが、エリーザベト嬢より「邪悪」である。

 最近はキャラに隠しクーポンあるいはクーポンを配布してフレーバーをつけるのが一般的になりつつある気がする。
 そこで活躍するのが以前も紹介したユーティリティシナリオである。

「称号登録所」(黒土 禾甘)
「閑話休題」(DIV)
「アマンダの館」(わらみー)

 だいたいこの三つを使えば事が済む。逆に言うとこの三つに対応しているシナリオは多い。

「夢クーポン配布所」(竹庵)

 こちらは少々対応シナリオが少ないが、キャラのフレーバー付けとして面白いだろう。

 で、今回紹介するのはこちらである。

2016-11-10_20h06_35.png

タイトル:アスカロン教会跡(1.60Next専用)
作者:Niwatorry
場所:ここ

 夢クーポンに対して「心の闇クーポン」を配ってくれるユーティリティシナリオ。

 やっぱりこういう闇を設定するとキャラに深みが増す気がする。
 ただ残念なことに、新しいユーティリティということもあって、対応シナリオを見かけない。それでも設定するとキャラの味付けとして良いと思う。

2016-11-10_20h07_10.png

 こんな感じである。

2016-11-10_20h08_03.png

 このようにキャラの「心の闇」を自動判定してくれる。ある程度「数値化」されるので、CardWirthでの数値化が嫌いな人は注意かもしれない。
 この自動判定も面白い。

 どうやらこのセシル嬢、かなり邪悪なようなのだが。


 ただ、これだけやっても「_リーダー」「_参謀」あたりは配布されないらしい。

 念には念を入れて以下のシナリオも使う。

「旅と日々」(ありじごく)

 このシナリオのユーティリティパートを使えばほとんどの役割クーポンを配布できると思う。

2016-11-10_20h52_09.png

 こんな感じになる。


 まあまだエリーザベト嬢の冒険が全然終わりそうにないので当面セシル嬢の活躍は先になりそうだが。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

ファンタジー世界の異種族恋愛 オーク編 [ファンタジー世界考察]

 どうでもいい下ネタであるが、今日は「いいオークの日」らしい。


 オークのペニスの形状はどのようなものだろうか。

 だいたいオークというと女騎士を陵辱して女騎士が「クッ殺せ」というと何故かそういう相場になっているっぽい。
 そういうわけで人間とオークの異種族恋愛……ではなく異種族姦など流行っているようだが、さて問題はペニスの形状である。

 というのは、オークというのは豚の亜人ということになっているように思えるからであるからである。しかるに豚のペニスというのは人間のペニスと形状がかなり異る。
 だからオークと姫騎士の「くっころ」でもその辺をどちらと想定するかで随分とまあ素人では逃げ出したくなるような話になるわけである。

 ただペニスの形状はオークの交尾……つまり雌オークとのセックスの方法と大きく結びついてくるのである。雌オークもまた亜人である以上それほど人間と大きな差異が出るともならず、結局オークのペニスは人間に近いことになる。

 しかし獣姦が好きな人間(玄人)にとっては豚のペニスに近いほうが楽しみは増すだろう。でなければわざわざオークを持ち出す楽しみがない。

 ただ絵的なインパクトはいささか薄まるかもしれないが。


 そういえばCardWirthのシナリオ「ザベリヤ村の攻防戦」にもオークに人間の女性が陵辱される場面があったりする。もちろん18禁シナリオではないので特に描写はないのだが。
nice!(0)  コメント(0) 

ファンタジー世界の正義、ロールプレイ、JRPG [ファンタジー世界考察]

 関係のない話だが……銀河英雄伝説のアニメ外国人、特にドイツ人が見ると、字幕のところ、つまり人名が出て来るところでケタケタ笑うらしい。
 まあわからないでもないが。それはアニメの演出が面白いのか、田中芳樹のネーミングセンスの問題なのか。どちらだろう。


 さて。本題。

 先日CardWirthシナリオ「賢者の選択」についていい加減な短い記事を書いた。内容のない記事であったと反省するところであった。
 ところで、あのシナリオで「正義を為す」必要などあるのであろうか。

 実のところJRPGで育っているはずなのに、JRPGが嫌いである。

 まあこのブログはなんとなくそんな方向性が溢れ出ていると思うが。

 私のJRPG嫌いはゲームシステムの問題もあるが、つまりテーブルトークが好きだというのもあるが、主にストーリーについてのロールプレイと思想的問題である。オープンワールドの、オブリビオンなどは好きだが、アクションが苦手な以上システムを是としているわけではない。

 まず正義の味方みたいな怪しげな夢想主義的概念が嫌いである。
 どうにも憲法9条の夢想主義に繋がるものがあるように思えるし、なによりその穴はオルタネイティヴライト、現行の「新ネトウヨ」、つまり正義で人を殴る連中に繋がっている気がする。

 まあその辺の怪しげな妄想は措いておくとして。

 ともかく、RPGの楽しみがロールプレイであるというのはどうしようもなく基盤にある。そのうえで、正義の味方になどなんの興味もわかないのだ。
 世人は正義の味方などやってみたいのであろうか?
 正義の味方の何が楽しいのであろうか?

 それよりも、冒険者の冒険などというのは、それは自分の自分なりの正義を為すことは基盤にあるかもしれないが、せいぜいが「最善の策」をぎりぎりのところで探るのが関の山なのではなかろうか。
 正義の味方など、まず以てリアリティがない。

 それに、ゲームに「敵を倒す事で得られる快楽」などがあるのなら、正義の味方プレイなど、オルタネイティヴライトの「正義で人を殴る」ことで溜飲を下げる行為となんら変わりない。

 どちらにせよ、例えば「君が世界を救うんだ」などといわれても呆けるしかない。

 英雄願望的なものを満たすというのはあるかもしれない。

 だがそれでも正義を為すことにそんなに普遍的魅力は存在するだろうか。

 むしろつまらない出版業界などの政治的思惑で「政治的正しさ」や「正義」が「強要される」状況のほうが政治思想的にはよほど危険だろう。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ゲーム

ファンタジー世界の補足とか言い訳、識字率とか [ファンタジー世界考察]

 一応このブログにはアクセス解析がついているので、ある程度どんな単語でここを検索しているのかとかわかる。そこで逆にそれらの単語で検索してみるとグーグルでこのブログが一番上に来たりする。グーグルはユーザーによって検索結果がカスタマイズされるがそれでもこのブログはSEOが結構な状態でなされているらしい。まあ昔運用していたウェブログもそんな感じだったが。
 しかしまあこのブログは私が調べもしていない知識を書きなぐるだけの胡散臭い予備知識もクソもない日記帳のようなものだからあてにされても困るといえば困る。しかも短いし。
 とはいえ、例えばよく検索される気がするファンタジー世界の金貨の価値などは別に出鱈目を書いているわけでもなく、だいたい信頼できるサイトの記事からしてもファンタジー世界の金貨の価値は概ね20万円程度と書かれているっぽいし、そんなにあてにならないことばかり書いているわけでもない。

 例えば、検索される言葉としてファンタジー世界の識字率というのがある。見てみたらそれっぽい記事を書いているのだが、短いしそもそも識字率を数字で書いていない。
 というわけで書いてしまうと、ファンタジー世界の識字率は10%前後だと思われる。
 一応信頼できる資料だと、19世紀末のロシア帝国の識字率が20%以下だった。それより高いことはありえないだろう。ただ魔術師がある程度識字率を押し上げているようにも思える。というわけで多分10%前後。
 だいたい当該記事を見返すと識字率の話ではなく文書主義の話をしている。中世ヨーロッパもある程度文書主義的であった。当該記事にあるヴェネツィアは特別にしても、中世ヨーロッパの騎士に仕える家令、家計を預かる職分、は台所事情、貴賓のもてなしなどにかかった費用などを書き付けて管理していた。
 この辺は中世ヨーロッパとか日本とかは特殊だったともいえる。中世日本でも土地の権利証明やら収支報告やらをすべて文書にするものである。しかも日本はこういった文書を女性もしばしば発布していたので、その辺で中世ヨーロッパよりも識字率の高さに繋がった。
 一方で中世ヨーロッパはカール大帝(シャルルマーニュ)なども文盲であったらしいので、識字率の低さが想像できる。
 我々が想像がつかないのは、自分の名前すら文字で書けないという世界である。19世紀末のロシア帝国では人口の半数は自分の名前すら書けなかった。
 ただファンタジー世界が「便宜的に」識字率がそれなりに高いのは、冒険者は概ね簡単な読み書きができることになっていて、特に「依頼」が文章でなされることが多いのが一点。それとパーティに最低二人か三人、魔術師と聖職者とあるいは盗賊という読み書き必須の職業がいるというのが一点。そして単に我々の想像力が足りないというのが残りである。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ: